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子どもたちの環境は日々変化しています。しかし以前と比較しますと必ずしも良い方向に向かっていません。特に公立学校が学校5日制になってからは、子どもたちに大きな負担がのし掛かっています。学校での拘束時間がが増え、宿題の量も増えました。さらに過熱した進学競争のために子どもたちがのびのびと過ごす時間がありません。子どもたち同士の人間関係も希薄になっています。また、陰湿ないじめや不登校も社会問題になっています。
親の問題も深刻です。育児能力のない親や、子どもに愛情を注がない親。自己中心的な親も増えてきています。保護者が自己責任を怠り、他に責任を押し付ける傾向にあります。そのため、学校では、教師が保護者のクレームを気にしながら教育しているのが実情です。他にもネグレスト、虐待など、親の行動が福祉の面でも大きな社会問題になっています。これらは全て親の問題です。
一方では子どもが子どもらしくなくなっているのも現状です。かつて過保護が問題になった時代がありましたが、現在ではそのような言葉は聞かれなくなってしまいました。それだけ親が子どもに注ぐ愛情が薄くなったということでしょう。また、子どもを大人として扱う傾向にあります。成長段階として、子どもの経験は重要なことであるのです。大人の押し付けで大人と同じように子どもを扱おうとしています。子どもの時代を認識できないまま大人になる。また、子どものままの考えで大人になることは、成長過程でマイナスではないでしょうか。子どもには年齢に即した体験が必要です。
私たちの活動は、芸術や文化、遊び、スポーツ、体験活動などを通して子どもたちの自主性を伸ばすとともに、子どもの貴重な時代を大切にして、子どもらしい発想を伸ばしたすことは子どもにとって最も重要な教育であり福祉であると考えます。
一昔前の社会では、地域で助け合って子どもを見つめていた時代がありました。私たちの活動は地域で失われた子育て環境をスタッフで築き上げたいと思っています。また、少子化の中では行政が「少子化」「子育て」「子育立ち」に関する取り組みを行っていますが、私たちは先ず、大人の意識や親の意識を変えなくてはならないと考えます。こうした一般市民への啓蒙活動も重要な役割だと思います。
このような中、私たちはできる限り子どもたちに夢を、大人には子どもの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
特定非営利活動法人 子どもの夢と思い出作り舎
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報道等
マスコミ等における本法人の紹介について
・練馬区NPOニュース
・TOKYO FM ドコモラブファミリー (2012年6月2日放送)
・少年マガジン (2012年 40号誌)
協力実績
厚生労働省 東京都 神奈川県 横浜市 茨城県
東京ガス (株)ノット (株)エスピーブレイン
境町青年会議所
・児童虐待防止オレンジリボンキャンペーン賛同団体
・子育て応援とうきょう会議協働会員